読者の悩み
- MW WP Formの自動返信メールが届かない。
- 自動返信メールの間違いやすいポイントを教えてほしい。
- MW WP Formの設定項目が多すぎて自分でできるか不安。
このような悩みを解決します。
本記事の内容
- MW WP Formの自動返信メールの設定方法を解説
- 自動返信メールの届かない原因は2点。
- フォームからのメールが迷惑メールに入る問題を解決
- MW WP Formはなれれば無敵。必ずマスターしよう。
このような内容で書いていきますね!
Web制作を仕事にしているマサシです。
今回はMW WP FormをWeb制作で使いだして、徐々になれてきたので、MW WP Formの「自動返信メールが届かない!」という悩みにフォーカスして書いていきたいと思います。
ちなみにMW WP Formはかなり使いやすいのでぜひマスターしておきましょう!
それではさっそくいってみましょう!
MW WP Formの自動返信メールの設定方法を解説
MW WP Formではフォームの項目に入力して送信すると、まずはフォームを送信していただいたお客さんに自動返信メールが届きます。
これは「この内容で確実にメール送信できましたよ!」という内容のメールです。
そして、お客さんがフォームを送信すると、サイト管理者宛にも「お問い合わせが来ましたよ!」という内容のメールが送信されます。
この2つのメールが送信されることで、お客さんは安心できるし、サイト管理者はお問合わせいただいたことに気づけて、返信できるんですね。
なので、このメール設定はお問合せフォームを作る上でかなり重要な機能となります。
まずは簡単なフォームを作成しました。
お名前、Eメール、お問い合わせ内容、送信ボタン、を設置しました。
MW WP Formでフォームを新規作成して、このような感じで入力しました!
次はお問合せフォームを表示するための固定ページを1個作っておきましょう。
WordPressの管理画面でMW WP Formをクリックするとお問合せフォームのショートコードが表示されます。
ショートコードをコピーして、お問合せ用に作った固定ページの段落に貼り付けます。
次は設定した固定ページのスラッグをコピーします。
MW WP Formの設定画面の下にスクロールすると出てくるurl設定の「入力画面URL」にペーストします。そして初めと終わりにスラッシュを入れましょう。
こうすることでお問合せの固定ページにフォームが表示されます。一度、固定ページを表示してみてください。お問合せフォームが表示されているはずです。
これでもうお問い合わせフォームが機能する状態になりました。
一度、整理してみましょう!
お問合せフォームを表示するには
- MW WP Formでフォームを作る
- ↓
- フォームを表示する用の固定ページを作る
- ↓
- MW WP Formでショートコードをコピーし、固定ページに貼り付ける
- ↓
- 固定ページのスラッグをコピーして、MW WP Formの設定画面の「入力画面URL」にペースト
このような段取りになります。
フォームを作る部分はまた別記事で書いていきたいと思います。
MW WP Formの設定画面に戻り、右側の項目を下にスクロールして下の方にある「問い合わせデータをデータベースに保存」にチェックを入れておきましょう。
ここにチェックすることで、お問合せのデータをデータベースに保存することができます。しかもお問合せの内容を管理画面からも確認できるようになるので必ずチェックを入れておいてください。
チェックし終わったら、試しにフォームを送信してみましょう。
送信しおわったら、WordPress管理画面のMW WP Formのメニューから「お問い合わせデータ」をクリックして送信済みデータがあるか確認してみてください。
このようにお問合せが「1件」となっていたら、フォームが機能しています。
ですが、お問合せ内容を確認しても内容が入ってないとおもいます。
これはメール設定ができていないので、空の状態で送信されてしまったということです。
それでは、メール設定をしていきますね。
MW WP Formの設定画面に入り、右側にサイドバーを確認してください。
自動返信メールの入力欄があると思います。
こちらの自動返信メールですが、お問合せフォームを送信したお客さん宛に返信されるメール設定になります。
自動返信メール設定の項目の入力方法を一つずつ説明しますね。
自動返信メール設定
①件名
こちらは自動返信メールの件名に表示されるテキストを入力します。
例えば、
「お問合せいただき誠にありがとうございます。」
などと入力すればいいと思います。
②送信者
サイト名や会社名などを入力しましょう。
例えば、
「tonoblog」
と記入します。
③Reply-to(メールアドレス)
Reply-to(メールアドレス)とは自動返信メールの返信先を指定します。
④本文
ここを入力しないとフォームの入力内容が送信されないので、しっかりと入力していきましょう。
自動返信メールのテンプレートを乗せておきますね。
{name-text}様、
お問合せありがとうございました。
入力内容をご確認ください。
お名前:
{name-text}
Email:
{email-text}
お問合せ内容:
{text-area-input}
3日以内にご返信しますので、よろしくおねがいします!
こちらは自動返信メールですので、返信は不要です。
この{}の部分ですが、inputタグの中にあるname=“”の部分に記入しているテキストを記入します。
⑤自動返信メール
こちらは自動返信メールを送る相手のメールアドレスが入ります。なので、Emailのinputタグの中のnameの値を記入しましょう。
今回の例をあげますと、「Email-text」と記入しまししょう。こちらは{}は不要です。
⑥送信元
送信元のメールアドレスを記入します。記入しなくてもいいですが、入力するならサーバーで作ったメールアドレスを記入しましょう。
これで自動返信メールの設定は終わりです。入力した内容はこんな感じです。
右上の「公開」をクリックして保存しておきましょう。
一度、ここまでの設定でフォームを送信してみてください。
入力したメールアドレスに自動返信メールが届いていたら成功です。
次は管理者宛メール設定を入力しましょう。
このような管理者宛メール設定の項目があると思います。
こちらも一つずつ説明しますね。
①送信先
こちらは管理者宛のメールアドレスを記入します。コンマ区切り(半角コンマ、半角スペース)で複数設定できます。
例:sample@gmail.com, sample2@gmail.com
②CC(E-mailアドレス)
送信先の人にメールアドレスを知られてもいい場合はこちらに入力。未入力でも大丈夫です。
③BCC(E-mailアドレス)
複数人にメールアドレスを送った場合に他の人にメールアドレスを知られたくない場合に入力。未入力でも大丈夫です。
④件名
こちらは管理者宛メールの件名に表示されるテキストを入力します。
例えば、「お問合せがありました。」などと入力すればいいと思います。
⑤送信者
サイト名や会社名などを入力しましょう。
例えば、「tonoblog」と記入します。
⑥Reply-to(メールアドレス)
管理者宛メールに返信することは無いとおもうので、未入力で大丈夫です。
⑦本文
ここを入力しないとフォームの入力内容が送信されないので、しっかりと入力していきましょう。
管理者宛メールのテンプレートを乗せておきますね。
お問合せがありました。
入力内容をご確認ください。
お名前:
{name-text}
Email:
{email-text}
お問合せ内容:
{text-area-input}
ご対応よろしくおねがいします!
⑧Return-Path(メールアドレス)
エラーでメールが返ってくる時のメールアドレスを設定します。
未入力でも大丈夫ですが、入力するならサーバーのメールアドレスを入れてください。
⑨送信先(E-mailアドレス)
通知メールの送信者のメールアドレスを設定します。未入力で大丈夫です。
すべてを入力するとこのような感じになります。
これで送信者宛メール設定は完了です。
右上の公開をクリックして、保存しましょう。
確認のためにお問合せフォームを送信してみましょう。
管理者宛メールが届いていたら成功です。
いかがでしたでしょうか?
意外と簡単だったのではないでしょうか?
それではこのメール設定で間違えやすいポイントを書いておきますね。
自動返信メールの届かない原因は2点。
メール設定をしていて、メールが届かないことが良くあります。その時に確認するべきポイントを解説します。
- ローカル環境で作業している場合
- 自動返信メール欄の記述ミス
この原因が考えられると思われます。僕も実際にこのミスで何回も詰まったことがあるので書いていきますね!
ローカル環境で作業している場合
Web製作者の場合、ローカル環境でWebサイトを制作することが多いと思います。そのローカルの状態でメール設定をしているとメールが届かないので注意が必要です。
本番環境に移行してからメールチェックをテストしてみてください。
ローカル環境とは製作者自身のPCの中に仮想でサーバーを作ってそこでサイトを開発します。本番環境とはネット上のサーバーにアップロードしてURLで誰もが表示できる環境のことです。
自動返信メール欄の記述ミス
自動返信メール欄の記述方法が特殊なので注意が必要です。あと、基本的にメール設定をしないと自動返信メールは送信されません。{}は必ず外して、Email入力欄のnameの値を入力しましょう。
この2点に注意すれば、大丈夫だと思います。
フォームからのメールが迷惑メールに入る問題を解決
フォームからの自動返信メールや管理者宛メールがなぜか迷惑メールフォルダに入ってしまうということがよくあります。
この問題を解決する方法は「自動返信メール設定の送信元の項目」と「管理者宛メール設定の送信元の項目」にサーバーで作ったドメインのメールアドレスを設定するだけで解決します。
サーバーで作ったドメインのメールアドレスとは、
- ○○○○@ドメイン
になります。
僕のメールアドレスで言うと、○○○○@yutaka01.netが僕のドメインのメールアドレスになります。
まだ持ってないよ!という人は契約しているサーバーからドメインを使ったメールアドレスを発行できますので取得してみてください。
ドメインのメールアドレスを「自動返信メール設定の送信元の項目」と「管理者宛メール設定の送信元の項目」にセットします。
これだけで迷惑メールに振り分けられてたのが改善するので、悩んでいる人は試してみてください。
MW WP Formは慣れれば無敵。必ずマスターしよう。
MW WP Formはカスタマイズ性がかなり高いのでどんなお問合せフォームでも製作可能です。HTML&CSSの知識があれば、かなり柔軟に対応できます。
僕自身もMW WP Formを使って、快適に作業しています。
次もMW WP Form関連の記事を書いていきますね!
について詳しく解説していきたいと思います。
それではいい制作ライフをお過ごしください。
もし実装などで上手くいかないことありましたら、下記ボタンからご相談いただけましたらありがたいです。
Snow Monkey Formsを使いブロックエディターでフォームを作る記事も書きました。最短15分でスタイル付きのお問合せフォームを設置できます。価値観が変わりますよ!